適応障害&自律神経失調症コラム

不定愁訴で薬漬けにならないように・・・

心身症、こと適応障害は、精神的な症状(おちこみ、焦り、うつ症状)もそうですが、体調面での症状が多く出ます。
例えば、この病気だったらこの症状が出ます!と、内科に診断を仰ぐような病気では、病気それぞれの特徴的な症状がありますよね?やっかいなことに適応障害の身体面の症状は、かなり多くの症状が確認されていて、しかも人によってどれが発現するかわからないんです。
これを、不定愁訴(ふていしゅうそ)といいます。
私の場合は、
重だるい耐え難い頭痛
目の奥が痛い
寒気
だるさ
無気力感
背中の張り、痛み
肩こり、首こり
腰がだる重い
食欲がおかしい(全くお腹が空かなかったり、ひたすら食べたり波がある)
などがありました。
そして、頭の痛みをどうにかしようと、市販の頭痛薬をずっと3ヶ月近く飲み続けていました。
知り合いの心身症経験者は、お腹の調子が悪くなることが多くて、正露丸を毎日三度三度飲んでいた人もいます。
その症状の原因は精神的なものから来ている。

それを知らないで、市販の薬で症状だけを抑えようとやっきになるうちに、その薬を飲まないときがすまないという状況にまでなってしまうんです。

効かない薬を飲む習慣・精神依存はかなり危ない!

原因が取り除かれなければ、その不定愁訴症状は改善しないですよね?なのに、素人判断で3~4日市販の薬を使ってしまうと・・・
その後は、「効かないとわかっているのに、薬を飲まずにいられない」という新たな依存状態でした。
そもそも薬は、飲まないで済むなら飲まないほうが良いんです。
しかも、飲んでも効かないって、自分でわかってるのに飲んじゃう状態ははっきり言ってマズイ。
心が弱くなると、手軽な何かに心動かされやすいんですよね。
飲めば何とかなるとか、よくなるとか。
でも、適応障害は結局自分の心のレベルが上がって、ストレスをなんともなくなるか、ストレスとなる原因が自分から遠くに去るか、どちらかでしか快癒しません。
その途中で、例えば眠れないとか、不安な気持ちが強くて苦しいとか、そういう部分をサポートする目的で、睡眠導入剤のマイスリーや、抗不安剤のレスミットを処方してもらって使うこともありましたけれど。
そのどれもが「精神が立ち直るために、まずはしっかりと眠れると精神的に落ち着けるから」「不安が強いと日常生活がままならなくなるから、ひとまず強すぎる不安を抑えるため」という、体が自分で治ろうとしているのをサポートするための処方です。
決して、薬を飲んだから病気自体良くなると言うのは、適応障害に限っては、ありえません。
もしも、病院から処方されているのでない市販の薬で、毎日飲んでいるようなものがあったら、ちょっと「あれ?」っと、とどまるようにしてくださいね?